実用インテリア、美術品としてのペルシャ絨毯

ペルシャ絨毯は古来より実用的な目的のものやタペストリーなどの室内装飾目的など様々な素材・デザイン・サイズの製品が作られています。ペルシャの絨毯は実用インテリアとしての絨毯、美術品としての絨毯などで材質や価格などが大きく違ってくる場合があります。実用的な絨毯は毎日足元で使うため耐久性や掃除の手軽さを考えて丈夫に作られていることが多く、美術品としての絨毯は美しい質感やデザインを重点に作られるため耐久性が低い絹などで作られています。さらに歴史的価値のある絨毯などになると価値・価格がつけられないものなどもあります。耐久性が低い絹素材は経年劣化にも弱いので美しく残っている歴史ある絨毯は大変希少価値があります。当然値段も跳ね上がり湿度・紫外線管理などが大変な為よほど好きな方以外、一般家庭向きではないのかもしれません。

ペルシャ絨毯のインテリアコーデ

ペルシャ絨毯は、一つ一つが手作業で作られていて同じものがなく、数多くのデザインと色があります。多くの家では小さなサイズのペルシャ絨毯を玄関マットとして利用している事が多く、玄関はお客様が家に入った時にはじめに目で見えるスペースなので絨毯は暖かい色合いの派手すぎないデザインがおすすめです。細長い形状のケナレを廊下に引くと味気なかった廊下もおしゃれなスペースに変わり、廊下の色がダークブラウンの場合には明るめの色がよく映え、色合いが白っぽい場合には濃くはっきりした色合いが似合います。リビングでは大きなサイズの絨毯をタペストリーとして利用する事があり、ハンティング文様や花が咲き乱れるデザインが似合い、伝統的な柄も似合い、シルク素材がおすすめです。和室でもペルシャ絨毯は良く似合い、床の間に敷くのもおすすめです。

ペルシャ絨毯の産地は

ペルシャ絨毯の産地はイラン全土に点在しています。昔は有名な産地だったが、今では全く生産していないと言うところも少なくありません。もちろん、今でも生産している地域はあります。かつては、ケルマンやラヴァー、マシャドなどの町が有名でした。とくに、宝石のような花々を細かく織り込んだマシャド産の絨毯は、最高と評されています。今では入手が難しくなりました。現在では、イスファハンやナインやクム産のものが多く出回っています。とくに、イスファハンのペルシャ絨毯は人気が高いです。一時衰退しましたが、20世紀に入ってから再び逸品を作り出しました。鮮やかなイスファハンレッド、澄んだ水色のイスファハンブルーが特徴的です。他にも有名な産地はありますが、それぞれで特徴が違います。ペルシャ絨毯はかなり奥が深いと言えるでしょう。